はじめまして!これから模型を製作するsupesia(スペシア)です。最後まで見ていただけると嬉しいです。
今回は、可動模型実験1と称しまして、プロペラの回転とライトの点灯を実験します。
使用するキットは、ハセガワ 中島B5N2 九七式3号艦上攻撃機です。
九七式艦上攻撃機は、真珠湾攻撃で大活躍した艦上攻撃機ですね。
初飛行は1937年で、日本の単発機で初めて引込み脚、可変節プロペラ、主翼の上方折りたたみを採用した機体でもあります。
この模型を選んだ理由は「Amazonで一番安いレシプロ機」だったからです。
前置きはここら辺にして、早速製作に入りましょう!
まずは、航空機の心臓とも言えるプロペラ回転機構を製作していきます。(この模型ではプロペラを回すだけですが)
秋葉原をふらふらして、2種類のモーターを入手しました。(千石にありました)
検討した結果、左側の大きさが丁度良いので左のモーターに決定しました。
アルミパイプ(外1内0.6)で軸を延長しました。(瞬着で固定)
模型側の穴を広げて、軸の安定と滑りやすくするためにアルミパイプ(外2.1内1.5)も製作しました。
組み合わせるとこんな感じです。
モーターと組み合わせたところ、モーターの付け根と接着剤の部分が干渉してしまったので、
アクリル板でガードを作って改善しました。
パテで隙間を埋めて完成です。(モーターを回しながら乾燥させましょう。乾燥後に動かないのは悲しいです)
動作確認
チップLEDを使って航空灯(翼端灯、尾灯)を製作していきます。
チップLEDの半田付けについては記録忘れで紹介できません。
チップLEDを0.1mmのUEW(ポリウレタン銅線)に半田付けして、翼に組み込みます。
最後にUVレジン(透明)で端を滑らかにして完成です。
全て付けるとこんな感じ(尾灯が確認できませんが)
最後に機体内部に組み込む制御基板を製作します。
わかりやすいように回路図を書いてみました。記述方法が間違っていましたらご連絡ください。
部品は秋月で良さそうなものを見つけて使いました。(DIPスイッチ、コネクタピン&ソケット、各種抵抗)
基板を組むとこんな感じです。
機体に取り付けました。機体底面にスイッチとコネクタの穴を開けました。
裏側。(キャー、ハズカシー)
実験成功!組み込んで動作しました。折角なのでこのまま作ります。
残るは組み立てと塗装です。記録画像は少ないです。
飛行モデルを作るので、乗員が乗っていないのはおかしいですよね?
というわけで、ほかのキットから持ってきました。(雷電x2,鍾馗)
モーターや基板の邪魔にならないよう加工して、プラ版で機体に固定しました。
組み立て終わった時の写真。
この機体は、デカールを使いたくなかったので、機体のマーキングは塗装することにしました。
完成!機体を支える台はつまようじで自作しました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ここからは、今回製作中に気づいたことや次回改善したいことを書いていきます。
不要な方はここで終わりになります。ありがとうございました。次回作もよろしければご覧ください。
さて、今回気づいたことを箇条書きでまとめておきます。皆様の模型製作の参考になれば嬉しいです。